作り置きのススメ
パパと子供のお弁当を作り始めて早3年。
始めの頃は慣れなくて、冷凍食品に頼りっぱなしでした。
朝5時に誰よりも早く起きて、眠い目を擦りながらお弁当のおかずを作り、熱々のままふたをすると傷みやすくなるからとうちわで扇ぐ毎日。
睡眠不足でイライラするし、意外とお高い冷凍食品が家計を直撃。
このままではダメだ何とかしなければ! と試行錯誤した結果、自作のおかずを小分けして冷凍するようになりました。
おかずを作るのは時間がある週末。
大量に作ったおかずを小分けにして冷凍しておき、朝はそれらを詰めるだけ。
この方法に変えてから睡眠時間が1時間増え、食費が約1万円ほど浮きました。
あ、”自作”と言っても、完全自作ではないですよ?
良くお世話になっているのは、こちらの3つ。
リンク先を見てもらうと分かるように、種類が半端ないんです。色々あります。
幸い家族全員好き嫌いはあまりないので、どれも美味しく頂けるんですが、目的はお弁当のおかず。
当然、汁気の多いものはNGになります。
他にも、冷凍に向かない食材が使われているものや、食材を生のまま使用するものもNGです。
”冷凍に向かない食材”とは?
冷凍に向かない食材って何? という方のために、私が実際に冷凍して「失敗したな」と思った食材たちをいくつかご紹介しますね。
- たまご
お弁当で”たまご”と言えば、王道の卵焼きですよね。
卵焼きはお弁当の彩りも良くしてくれるので、是非とも入れたいところ。
卵を2パックも使って、普通の卵焼きと青さ入りの卵焼きを大量に作り、一口大に切った後、ジップロックに入れて冷凍保存!
したまでは良かったんですが…。
冷凍した卵焼きは、自然解凍してもレンジでチンしても、結構な量の水気が出てしまったんです。
結果、水分の抜けた卵焼きはボソボソとした食感に。
敗因は恐らく、味付けする時に使った”白だし”。
お弁当に水気は大敵ですから、どうしても卵焼きを作りたいなら、砂糖や塩だけのシンプルな味付けが良いと思います。
- じゃがいも
続いて、じゃがいも。
パパはカレーが大好きで、3食カレーでも良いというくらいのカレー好き。
お弁当にもカレーを持って行きたいと言うので、試しに冷凍してみたんです。
そうしたら、他の食材は割と大丈夫だったのに、じゃがいもだけがかなりスカスカに…。
ジャーマンポテトやポテトサラダなら大丈夫なんですが、肉じゃがや煮物など汁気の多い料理だと、煮汁を吸ったじゃがいもから水分が抜けてしまうようでした。
じゃがいも無しのカレーを作るしかないのか…と諦めかけましたが、ポテトサラダなら大丈夫なのを知って思いついたんです。
じゃがいもは潰して溶かす!
煮込めば煮込むほど美味しさが増すカレーだからこそ出来る荒業です(笑)
- こんにゃく
次はこんにゃく。
根野菜がたくさん摂れるので重宝している筑前煮。
いつものように作って冷凍保存したところ、唯一こんにゃくだけ食感がガラッと変わっていました。
あの”むにっ”としたこんにゃくの柔らかい食感が全くなく、噛むのにちょっと力が必要なくらい固くなってしまっていたんです。
調べてみたところ、こんにゃくは90%が水分なんだとか。
冷凍したものを解凍すると、ほとんどの水分が抜け出て、こんにゃくの代名詞である繊維質のみが残るのだそう。
どうりで固いわけです。
固いこんにゃくに凹んで以来、筑前煮はこんにゃく抜きで作るようになりました。
- 豆腐
最後は豆腐です。
お弁当にカレーと同じ感覚で麻婆豆腐を採用。
ところが、解凍した麻婆豆腐の豆腐は、いつの間にやら高野豆腐に変身してしまっていました。
こんにゃくと同様、豆腐も水分の多い食材です。
高野豆腐はちょっと…という方は、豆腐を冷凍するのはやめておいた方が良いと思います。
最後に
いかがでしたか?
水分の多い食材にさえ気を付ければ、色々とメリットのあるお弁当のおかず作り置き。
時間が無くてお弁当は作れていないという方や、お弁当作りが憂鬱な方は是非試してみてくださいね。
ちなみに!
冷凍したおかずは、ご飯を作る気力が無い時や病気になってしまった時にも大活躍しますから、出来るだけ多めに作る事をおススメします。